アイバルブ ジャパンとは

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iBulbとアントス

アントス(オランダ王国花き球根・笛木貿易協会)は、圏内外で花き球根や苗木の取引に従事する企業の利益に奉仕するため1900年に設立された貿易協会です。同組織は市場参入、技術調査、販売プロモーション、労働、品質管理、物流、教育、空間計画に関する懸案事項に取り組んでおり、また会員に向け幅広い業務を提供しています。アントスは、国内外で花き球根や苗木の取引に従事する企業のために多くの顧問組織のスポークスマンとして機能します。また、園芸分野において多くの公的および民間の法律組織とのやり取りを行う際、会員となっている企業を代表します。

アントスはiBulb発足のイニシアティプを取ることを決定しました。なぜなら従来の園芸生産管理機備による義務的な方法では、花き球根取引企業が多くの活動をもはやこれ以上融資し組織する意志がなくなったからです.彼らがiBulbの自発的な方法を選んだ理由は、iBulbが市場参入、技術調査、プロモーシヨンに関連するサービスのみを提供し資金を融資するからです。

アントスとiBulbは、iBulbの3分野の開発、融資、実行において密接に協力し合う独立した2つの組織です。

イニシアティブの開花

iBulb(アイバルブ)は、オランダ王国花き球根・笛木貿易協会(Anthes、アントス)がイニシアティブを開花させる組織として発足し、2012年1月1日に活動が開始しました。同組織は、オランダ花き球根業界にとって霊要であるプロモーション、技術研究、市場参入といった3つの活動および融資に重点を置くために設立されました。

iBulbの自発的なアプローチ

花き球根取引業者は、園芸生産管理機構を通じた義務的な公的融資の継続に対し明らかに難色を示していたため、iBulbが発足されました。従来の方法とは異なり、業者は活動を共同で組織し融資するために自発的に資金提供する方法を選択しました。2012年1月1日時点で85社がiBulbに加盟し、全社の総売上げは花き球根取引高の90%以上を占めました。現在iBulbに加盟している業者の概要は公式ウェプサイトwww.ibulb.orgで見ることができます。

iBulbの役割とは?

iBulbは以下3つのサーピスを提供します。

市場参入・有望な市場に支障なく参入

オランダの花き球根取引業者は、極東、南米、東欧といった国々での有望な市場の開拓を強く希望しており、北米並びに西欧はすでに数十年間にわたりオランダ花き球狼にとって最大の輸出市場となっています。市場の多くは、国が生産物の健全性について定めた必要条件、いわゆる衛生植物検疫措置に関し合意を得た場合に限り、商業ペースで開拓することができます。これらの課題に関して国内外で関係当局と広く交渉が行われることにより、輸出業者は有望な市場に花き球根を支障なく輸出できるのです。
アントスは専門的な知識と長年の経験をいかし、連絡窓口および交渉パートナーとして花き球根業者が市場に参入するために必要な数多くの業務を代行します。これらの活動に一部融資を行うこともiBulbの仕事です。

高品質な生産物のための技術研究

花き球根および球根花は病気や害虫の被害にあうことがあります。高品質な生産物を提供するために技術研究を行うことが必要であり、このようなサービスを提供する研究機関が複数あります。個々の会社が独自で研究を行っていますが、花き球根と球根花の技術研究を共同で行うことは、取引業者全体の利益に関わるため重要だと考えられています。iBulbは研究に融資するため、毎年研究費を割り当てています。また、アントスは研究の調整を行い、研究の提案が支援されているかどうかを確認します。

販売促進のためのプロモーション

花き球根や球根花、鉢植え球根の売上げを伸ばすために、取引業者は個々に様々なセールスコンセプトを作り出しています。多くの場合、顧客と相談しながら行います。それに加え、取引業者は花き球根や球根花、鉢植え球根の世界規模での消費者需要を刺激するために、共同でプロモーションキャンベーンを展開し、資金を融資したいと思っています。キャンペーンの対象となるのは主に北米から南米、欧州、極東、オセアニアまでの幅広い販売市場の消費者です。これらの共同プロモーションプログラムはトレード・グループ(以下参照)と密接に協力しながら開発され、iBulbは実行、調整、融資を担当します。

参加し、管理することができます

iBulbは企業家とパートナーシップの関係を築いており、多くのオランダ花き球根業者が自発的に加盟しています。会員となっている企業はトレード・グループに所属しており、3つの市場区分に基づいてグループ分けがなされています。

ドライセール
一般家庭のガーデニング、造園、公園などの公共スペース向けの花き球根を売する取引業者が対象です。
冬期の促成栽培
花き球根を使って球根花や鉢植え球根を生産し、最終的に商品として消者にチューリップ、ヒヤシンス、スイセンなどの春咲き球根を販売する生産者が対象です。
夏期の促成栽培
花き球根を使って球根花を生産し、最終的に商品として消費者lこユリ、グジオラス、カラー、アイリスなどの夏咲き球根を販売する生産者が対象です。

iBulbは企業家によって運営されており、企業が自ら組織計画や融資方針を決めます。意思決定のためにAdvisory Board (顧問会議)が設置されており、各トレード・グループを企業家3人が代表しています。トレード・グループ全体では、輸出国で使うプロモーションの予算額を決めます。iBulbは会員と密接に協力し合いながらキャンペーンを展開し実行します。

iBulb の予算

会員は購入額の割合に関しiBulbと合意します。iBulbの総収入は年間220万ユーロと見積もられています。
この額は以下の3分野に分配されます。

市場参入30万ユーロ
技術調査30万ユ一口
プロモーション160万ユーロ

iBulb会員の賦課金に加え、オランダ輸出業者やスカンジナピア(50万ユ一口)と日本(10万ユー口)の海外バイヤーが追加資金を提供します。これらは地元で生産されたチューリップ(スカンジナピア)とユリ(日本)の生産を刺激するために追加プロモーション活動を融資するためです。

これに加え、北米輸出業者の団体は、80万ユー口の資金を投じて消費者への花き球根販売在さらに促進します。
iBulbのプロモーション予算にこれらの額が加われば、花き球根と球根花の販売を刺激する共同プロモーション活動を実行するため、毎年平均300万ユーロが自発的に花き球根取引業者によって投資されることになります。

アイバルブ ジャパン は iBulb の日本での業務を担当しています。